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腰を押えつつ島原へ2010-07-17

先週の水曜日に腰を言わせて(俗に言うぎっくり腰ですな)這いずっていたのだけど、島原は速魚川ギャラリーで楽しそうな事がありそうなので、痛み止めの注射を打ち、懐にはボルタレンの偽者、違った、二匹目の泥鰌、あ、また違った、なんだっけ、あ、そうそう、じぇねりっくだ。そのチカタレンとかいう錠剤を忍ばせて、島原まで高速を走ったのでありました。ま、これは関係ない話なんだけど。

緊張感漂う出演者様がたを尻目にいつもの如く目立たない別室で早くもビールを呷って、素早く出来上がってゆく常連たち。もちろんその酔っ払いの中に私も居ましたとも。飲まなきゃ、楽しい集まりなんだからね。

本日のトップを飾る東海志くんは、去年ここで演った谷本光くんのギターを聞いてから一念発起して始めたというギターの腕を、今回初めて人前で披露してくれるという。確か今年の春にも長崎のCafe豆ちゃんで練習中の姿をちらりと見たけど、この短期間でどれほど上達したのか楽しみ。で、音が流れてきたとたんにみんなが息を呑むのがわかったほどの上達ぶりでありました。これはもう唾つけとかなきゃいかんです(笑) 中学を卒業したら、ぜひにもはるぷぅに聞かせてあげたい。いや、こりゃ療育センターに呼ぶしかないな。



余韻覚めやらぬままのオーディエンスを現実に引き戻したのがペコロスこと岡野雄一さん。ほぼ百パーセント長崎弁の吟遊詩人。いつになく最初っから飛ばしてます今夜は。う〜ん、いつ聴いてもココロに沁みますなぁ… こちらも秋に療育センターに来ていただけるよう現在計画中であります。

あぁもうこの辺で完全に酔っ払いと化した私は、速魚川の主の朗読劇を現にしか聞いていませんでした。でもそんな夢か現かの状態で過ごす時間が幸せなのでありますこの場所は。そしてトリを勤めた香音天ユニットにトドメを刺されてほわほわとじんわりと酔いがまわって幸せ感倍増なのでここに通い詰めるのを止められないのですね。

二次会で必然的に起きたセッションの渦がこれまたすばらしかった。天は二物を与えずなんて嘘だ! 努力という物を知らなかった自分が悔しくて悔しくて、この夜ほど何か楽器を続けておけばよかったと激しく悔やんだ事は無い。嗚呼! 時間よ戻れ!

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