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ゆふいん
由布市湯布院町。北東に由布岳を望む由布院盆地の由布院温泉、近くの湯平温泉と塚原温泉を合わせて湯布院温泉と称す、湯は金なりの町。
新年は温泉だ!2007-01-04

年末の島原に続いて今年の温泉ことはじめは由布院に決定。内湯がひとつと二つの露天が時間制限無しの貸切放題のアットホームな宿に予約を入れようと思ったら、タッチの差で当日の締切時間を過ぎてしまってネット上での予約はアウト。しょうがないので直接電話をかけて宿のご主人と直接交渉。電話の向こうのご主人の人柄を直接感じてネット社会にどっぷり浸かった私が忘れていた感覚でありました。

大急ぎで荷造りを済ませ車に積み込みんでさっさと市内を抜け南へ走る。なぜか最近不調のETCのせいでゲートが開かずす慌てたけど特にトラブルも無く、ハルぷぅも自分の席におとなしく座って約三時間のドライブ。しかしこの子はこんなウルサイ車が大好きで将来は大丈夫かとふと不安に襲われるが、私の遺伝子をしっかり受け継いでいるのならこれはもう逃げられない事実なのだから受け入れるしかないのである。

事前に電話で場所を聞いていたにもかかわらず、予想通り現地のすぐ近くで迷ってしまって頭をカキながらもう一度電話し今度はすぐに無事に到着。早速荷を解いて一番大きな露天にハルぷぅと酒壜を手に飛び込んで、ふたりでぽへぇ〜と緩んだところを弁天様が激写。よく見てもらえると分かると思うが、ハルぷぅの顔が湯に浸かってる。わはは、一番風呂だから大丈夫だいじょうぶ。実際泣きもせずご機嫌だったしね。

生垣の向こうの由布岳を眺めてのんびりと湯に入り由布院に思いを馳せる。子供の頃は確か、やまなみハイウエイの途中にあるいわゆるひとつの温泉郷だったのだが、いつの頃からか湯布院という字が目に付くようになって来たかと思うとあれよあれよとブランド化してしまい、駅前の通りはガイド本大好き人種がメディア大好き店主に笑いながら金を渡す場となってしまった。しかし盆地のまわりの山並みが昔の姿を保っているところだけは救われるのである。

そんな俗なことを考えいた為かどうかは知らないが風呂の次は酒池肉林である。本日の主采は牛フィレ肉の鉄板ステーキ。極上霜降り肉もあったけどここはつつましく大好きなフィレ肉をセレクト(笑)それから正月らしく鯛の塩焼きも出た。これには普段あまり手をつけないのだが、思いついて齧ってみると思いのほか美味くてあっという間に平らげてしまった。正月だから美味かったのかどうかは不明だけど目出度いのである。そして他にもあれこれ地のものや旬のものが並んでいたけど、なにせ酒池肉林だったので酔っ払いのウマシカメタボルツハイマーオヤジはなにも思い出せないのである。正月早々めんぼくない。反省。

そして静かな一夜が過ぎ、珍しく寝坊オヤジが5時過ぎに目を覚まして一番風呂へ。誰もいない静かな風呂で一人静かに酔いを醒ましつつ、さて今日はどこを回って帰ろうかとあれこれ考えをめぐらせていたらば、すっかりのぼせてハヒハヒと風呂から上がってクールダウンと朝から莫迦丸出しなのであった。そして朝ごはんを腹いっぱい詰め込み、帰る前にもういちど風呂に浸かってチェックアウトの時間まで一休み。ごくらくごくらく。

湯布院の道の駅でお土産を買い込み白い猪を眺めて、帰る前にちと寄り道して町田バーネット牧場へ向かう。ここの濃厚なソフトクリームを弁天様に捧げつつショーケースの中の10kgはあろうかという旨そうな霜降り肉を横目に、つつましく煮込み用の切れ端角切り肉を自分の土産に買い求めた。これをひと晩煮込めば旨いのが食えるぞというわけで肉の旨そうな匂いが充満した部屋で今これを書いている次第。今夜は暖まるぞ〜

最後の写真は昼ごはんを食べに寄った耶馬溪、青の洞門のドライブインでのひとコマ。知能指数測定不能な整備不良二輪車集団が警察に囲まれているの図である。中津署の警察官がそのバイクを撮影しているところを整備不良車に乗った整備不可能親父が撮影したというわけ。最後に楽しいものが観られて笑いながら帰路に着いたのであります。


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